ホグワーツ魔法魔術学校に隠された「秘密の部屋」の謎を暴き、そこに潜む怪物との壮絶な闘いを描いたシリーズ第2章。
2001年に公開され大ヒットした「ハリー・ポッター」シリーズ第1作目の「ハリー・ポッターと賢者の石」、その翌年の2002年に公開されたシリーズ第2作目の「ハリー・ポッターと秘密の部屋」。
ここでは『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のストーリーや登場人物・キャスト、作中に登場する魔法動物・生物、映画制作スタッフなどを紹介します。
最後には、個人的に印象的だったシーンや見どころを5つ選抜して紹介しているので、今作を見るときはそこにも注目してみて下さい。
Contents
【ハリー・ポッターと秘密の部屋】ストーリー
唯一の身寄りであるダーズリー家に戻っていたハリー・ポッターのもとに、ドビーと名乗る屋敷しもべ妖精が現れ「ハリー・ポッターはホグワーツに戻ってはなりません」と謎の警告をする。
さらにバーノンからは、窓に鉄格子、ドアにはいくつもの鍵をかけられ、部屋から出られないように監禁されていた。
そこに突然、親友ロン・ウィーズリーとその双子の兄フレッドとジョージが乗る空飛ぶ車(フォード・アングリア)が現れ、救出される。
ダーズリー家からは抜け出せたものの、なぜか9と3/4番線に繋がる壁を通り抜けられないという事態に陥り、ホグワーツ行き特急に乗り遅れたハリーとロンは、空飛ぶ車でホグワーツに向かうことになった。
暴れ柳に激突し、その衝撃でロンの杖は折れ、さらに空を飛んでいたところをマグルに見られてしまうという失態をさらしながらも、何とかホグワーツにたどり着いた。
ハロウィンの日、ホグワーツの管理人アーガス・フィルチの愛猫ミセス・ノリスが石にされるという事件が起き、さらにそこには血文字で「秘密の部屋は開かれたり。継承者の敵よ、気をつけよ」と何者かからのメッセージが残されていた。
その後もマグル出身の生徒が石にされる事件が立て続けに起こり、50年前、スリザリンの継承者によって秘密の部屋が開かれ、生徒が犠牲になった事件が再び繰り返されるのではないかと、ホグワーツが恐怖に包まれる。
また、パーセルタング(蛇語)を話すことができるパーセルマウスのハリーも、スリザリンの継承者ではないかという噂が広まる。
クリスマス休暇が明けたある日、ハリーは3階の女子トイレで黒い日記を見つけ、その日記にはトム・リドルという生徒の記憶が残されていて、50年前に秘密の部屋が開かれた事件の概念を知ることになる。
そんな中、不運にもハリーとロンの親友ハーマイオニー・グレンジャーが襲われる事件が起きてしまった。
50年前の事件の容疑者だと疑われていたハグリッドは、再び疑われてアズカバンに送られることになり、アルバス・ダンブルドアは、一連の事件の責任を負わされて停職処分となり、ホグワーツはさらなる不安に駆られてしまう。
ハリーとロンはハグリッドとハーマイオニーが残してくれたヒントをもとに、トム・リドルの日記が見つかった女子トイレに棲みつくゴースト嘆きのマートルが50年前の事件の犠牲者だったのではないかと考え、彼女から話を聞こうとする。
しかし、ここでまた、ある女子生徒が連れ去られるという事件が起きたことを耳にし、その女子生徒がロンの妹ジニー・ウィーズリーであることを知る。
ハリーとロンは、ついにホグワーツに隠された秘密の部屋を見つけ出し、ギルデロイ・ロックハートを連れて乗り込んだ。
そこには横たわり衰弱しているジニーと、50年前ホグワーツの生徒だったはずのトム・リドルがいるのを見て驚く。
リドルは自らの正体が学生時代の「ヴォルデモート」だと明かして、スリザリンの怪物バジリスクを呼び出し、ハリーを始末しようとする。
絶体絶命の状況だったが、そこにダンブルドアのペットの不死鳥フォークスが現れ、グリフィンドールの剣を受け取ったハリーは、フォークスの力を借り、バジリスクと対峙する。
ハリーたちの壮絶で過酷な闘いは、まだまだ始まったばかりだった・・・。
【ハリー・ポッターと秘密の部屋】登場人物・キャスト
ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)
ロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)
ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)
アルバス・ダンブルドア(リチャード・ハリス)
ミネルバ・マクゴナガル(マギー・スミス)
ルビウス・ハグリッド(ロビー・コルトレーン)
セブルス・スネイプ(アラン・リックマン)
ギルデロイ・ロックハート(ケネス・ブラナー)
ポモーナ・スプラウト(ミリアム・マーゴリーズ)
マダム・ポンフリー(ジェマ・ジョーンズ)
アーサー・ウィーズリー(マーク・ウィリアムズ)
モリー・ウィーズリー(ジュリー・ウォルターズ)
ジニー・ウィーズリー(ボニー・ライト)
ビンセント・クラッブ(ジェイミー・ウェイレット)
グレゴリー・ゴイル(ジョシュア・ハードマン)
ルシウス・マルフォイ(ジェイソン・アイザックス)
トム・リドル(クリスチャン・コールソン)
嘆きのマートル(シャーリー・ヘンダーソン)
ドビー(声:トビー・ジョーンズ)
【ハリー・ポッターと秘密の部屋】魔法動物・生物
バジリスク(Basilisk)
アクロマンチュラ(Acromantula)
不死鳥・フェニックス(Phoenix)
マンドレイク(Mandrake)
ピクシー(Pixie)
【ハリー・ポッターと秘密の部屋】映画制作スタッフ
監督:クリス・コロンバス
脚本:スティーブ・クローブス
撮影:ロジャー・プラット
音楽:ジョン・ウィリアムズ
美術:スチュアート・クレイグ
衣装:リンディ・ヘミング
【ハリー・ポッターと秘密の部屋】見どころ5選
・ホグワーツに辿り着くまでの険しい道のり
まだまだ幼さの残る2年生のハリーとロンが、ホグワーツ魔法魔術学校に辿り着くまでに悪戦苦闘する冒頭のシーンは、手に汗にぎること間違いなし。
・クィディッチ、ハリーVSマルフォイ
ハリーをライバル視しているドラコ・マルフォイが、シーカーとしてクィディッチの試合に参戦し、期待通りのハリーとのバトルは見どころの一つ。
・ホグワーツに隠された「秘密の部屋」と怪物
噂でしか聞いたことがなく、謎だらけの「秘密の部屋」とそこに潜むと言われている怪物を、身体を張って探すハリーとロン、ハーマイオニー。
ハーマイオニーの存在なくしては成し遂げられなかった。
・徐々に明らかになるヴォルデモートの正体
ついに見つけ出した「秘密の部屋」にいたのは、トム・リドルと名乗る若き日のヴォルデモート。
なぜ、50年前の生徒が現在に存在しているのか・・・?
肉体を失っていたはずのヴォルデモートは、復活してしまうのか・・・?
・絶体絶命、ハリーVSバジリスク
杖を奪われた丸腰のハリーと、見ただけで命を落とす目に猛毒の牙、規格外に大きい身体を持つバジリスク。
この絶体絶命の状況でハリーはどう闘うのか、瞬き厳禁。
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