こんにちは!
写実的な絵を専門としています清和です。
今回は「【色鉛筆画】初心者がはじめに揃えておきたい道具7選」というテーマでお話ししていきたいと思います。
「色鉛筆画を始めたいけど、どんな道具が必要なんだろう」
これは誰しも最初に抱く疑問ですね。
写実的な絵を描きたい方、手描き感のある優しい絵を描きたい方、それぞれ作風は様々ですが最低限揃えておきたい道具は基本的に同じです。
ここでは、リアルな絵を専門としている私が愛用している必須アイテムをいくつか紹介したいと思います。
これから始めようと考えている方は、あらかじめ揃えておくことをおすすめします。
【色鉛筆画】初心者が揃えておきたい道具
- 色鉛筆
- 用紙
- シャープペンシル
- 消しゴム
- 鉛筆削り
- 鉄筆
- アートナイフ
7つの道具を厳選しましたが、鉄筆とアートナイフは、何を描くのか、どういうふうに塗るのかで必要かそうではないが変わってくると思います。
色鉛筆

色鉛筆画を始めるのであれば、もちろん必須になるのですが、色んなメーカーの色鉛筆があるのでその中から自分好みのものを選ぶ必要があります。
- ファーバーカステル
- カリスマカラー
- カランダッシュ
- ダーウェント
- ホルベイン
いくつかピックアップしましたが、まだまだたくさんのメーカーがあります。
メーカーの違いの他にも油性と水性、芯の硬さや描き心地、発色、価格、デザインなど色んな違いがありますので、自分に合ったものを見つけて始めてみて下さい。
ちなみに私が最初に使ったのが、初心者から上級者の方まで幅広く使われている、定番のファーバーカステルのポリクロモスで油性の色鉛筆になります。
固すぎることも柔らかすぎることもなく、発色も良くてカラーバリエーションも豊富なので、これから始めようと考えている方におすすめです。
色鉛筆選びに失敗したくないという方は、単品で購入して試してみるのもいいかと思います。
用紙

クオリティの高い絵や理想としている絵を描くためには、用紙選びはとても大切になります。
私も思うように描けなくてモヤモヤしていた時に思い切って用紙を変えてみたところ、塗りやすさや色のり、発色、耐久性が全く違うことに気付きました。
とは言っても、色鉛筆との相性や細かい描写をしたい方、紙の材質を活かした絵を描きたい方では、それぞれ向いている用紙は違うので、まずはどんな絵を描きたいのか決めておきましょう。
- KMK KENT 200
- ストラスモア ブリストル
- Doアートペーパー
- Beアートペーパー
- アルシュ 水彩紙
用紙も色んな種類があるので、安く手に入るものから試すのもいいかと思います。
シャープペンシル

主に下書きの時に使います。
ご自宅にあるものや使い慣れているものでいいと思います。
ただし、柔らかくて濃い芯だと紙が汚れてしまうことがあるので注意して下さい。
色鉛筆で塗り始める時に下書きを薄くしたり、消したりすることがあるので、その手間をはぶくためにも私の場合はHB、太さ0.3mmの芯を使って、薄く描くようにしています。
消しゴム

消しゴムにはいくつか種類があります。
- 一般的なプラスチック消しゴム
- 練り消しゴム
- ペン型消しゴム
- 電動消しゴム
用途によって使い分けていて、個人的にはペン型消しゴムと電動消しゴムの出番が多いかなという印象です。
無くて困るという状況を避けるためにも、そんなに高い物ではないので、初めに揃えておくことをおすすめします。
鉛筆削り

特に細かい部分を塗る時は、芯を尖らせた状態のほうが塗りやすいので、鉛筆削りは必ず揃えておいて下さい。
電動式と手動式と携帯型がありますが、時間と労力を考えると、圧倒的に電動式の鉛筆削りのほうがおすすめです。
「そんなのあんまり気にならない」
「手動でガリガリ削るのが楽しい」
という方は、手動式や携帯型の鉛筆削りでも全然問題ありません。
鉄筆

ペンの先に尖った鉄が付いていて、主に毛並みやハイライト部分を表現する際によく使います。
用紙の色を活かしたい時や他の色を塗り重ねたくない時にとても便利です。
写実的な絵を描きたいという方、特に髪の毛や動物の毛並み、髭などを描く時は必須になると思います。
ちなみに芯を出してないシャープペンシルやインクが出ないボールペンなどでも代用できます。
アートナイフ

主に重ね塗りした後にハイライト部分の明るさや毛並みを表現したり、細かくて複雑な模様や質感などを表現する時に使います。
簡単に説明すると、鉄筆が塗り始める前に溝をつけて、色が入らないようにする。
アートナイフが塗り重ねた後、削って色を落とすといったイメージです。
少しコツと慣れが必要になるかなと思います。
【色鉛筆画】道具に関するQ&A
- 色鉛筆の種類が多すぎてどれがいいのかわかりません。
-
初心者の方は塗りやすさ、価格を考えるとファーバーカステルかカリスマカラーの2択かなと思います。
細かいところや細い毛並みなどを鮮明に描くのであればファーバーカステルがおすすめです。
ベタ塗りするのであれば、カリスマカラーがおすすめです。
- 何色あったほうがいいですか?
-
最低でも24色は必要です。
多すぎても何を描くかによって全く使わない色がありますので、36色あれば十分だと思います。
あって困るものではないので予算に余裕があれば、それ以上をという感じです。
- 繊細な絵を描きたいのですが、どのような用紙がいいですか?
-
ケント紙か水彩紙の細目がおすすめです。
適度な厚みと耐久性も大事になります。
まとめ
今回は色鉛筆画の初心者の方が揃えておくべき道具7選を紹介しました。
- 色鉛筆
- 用紙
- シャープペンシル
- 消しゴム
- 鉛筆削り
- 鉄筆
- アートナイフ
上から5つは必ず揃えておいてほしい道具になります。
色鉛筆や用紙は、それぞれ種類も豊富で、人それぞれ用途と目的によって何がいいのか変わってくると思います。
なので、どんな絵を描きたいのか、どういうタッチで描きたいのかを決めた上で、自分好みの道具を揃えてぜひ試してみて下さい。
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